「アンタ身体なんともない?大丈夫なの?」 突然なんだろう、と思いましたがどうやら健康診断の胸のレントゲンで 右肺に虚脱(肺がしぼんでいる状態)がみられたそうです。
癒着剤で保険適応のあるものはない。
軽度・中等度・高度気胸に分類される 気胸は、軽度・中等度・高度に分類され、自覚症状が少なく軽度気胸の場合は、 安静にして外来で経過観察し様子をみることが多いです。
気胸の治療はその重症度や経過により以下のような治療方法があります。
典型的な写真を見てみましょう。
気胸は女性よりも男性に起こりやすく、起こりやすい年齢層は「若者」と「高齢者」です。
新しい時代のQOLを重視した考えが必要で、最近は癒着を希望しない患者が増えている。
若年者気胸の特徴 若年者気胸では続発性気胸は少なく、ほとんどが原発性気胸です。
気胸の外来治療 以前、胸腔ドレナージは入院して行なうのが一般的でしたが、現在では外来通院で行なわれることが多くなりました。
緊張性気胸を発症すると、呼吸困難はさらに悪化し、血圧低下も来すようになるため(皮膚や粘膜が青紫色である状態)やショック状態(重要臓器への血流が不足することにより、全身にさまざまな症状を引き起こす状態)になります。
このような状態を、(ききょう)といいます。
4)hand suturing術 手縫いによる縫合は、肺を損傷した時、自動縫合器が使用できない時、出血を止める時、などと用途は広く、この方法を習得しておかないと安全で確実な胸腔鏡手術は出来ません。
ブラの新生 開胸手術時代にはなかった概念で、胸腔鏡手術が登場してから問題になったものに「ブラ新生」があります。
また、姿勢にも注意するようになりました。
「どうして袋が出来るのか」また「なぜ破れるのか」という理由は分かっていません。
管が入っていてもドレーンバッグを持ってトイレに行ったり歩いたりすることが可能です。
続発性気胸は、気胸の原因となる既存の肺病変があるため、それを治療する必要があり、気胸自体をすぐにコントロール(治療)することは難しいことです。
図4気胸の患者さんに行うべき聴診の位置 前胸部・背部ともに、上肺野を中心に聴きましょう。
私たちは、気胸の治療は次の4つの不安を解決することだと考えています。