身体のバランスの崩れ方をみていくのです。
芍薬・・成分のペオニフロリンに末梢血管拡張作用 当帰と川芎は、どちらも血のめぐりをよくしてくれます | 当帰・・アデノシンに血液凝固阻害作用• また、痛みをやわらげたり、ホルモンバランスを整える効果も期待できます |
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なお、切迫流産や妊娠中のむくみにもよく処方されるものですが、服用したい場合は漢方の専門家やドクターの指示に従ってください | 6.当帰芍薬散の副作用 当帰芍薬散では、誤治や生薬固有の副作用が中心です |
特に大事なのはあなたの体質がなにかということです | 当帰芍薬散は、利尿作用・発汗作用の改善作用などによって、水毒を改善します |
効能効果としてこれが書かれています | 「血」が不足すると「血虚」の状態になります |
月経不順・月経痛・更年期障害・むくみ・産前産後の諸症状などに多く使用します(店主談) 当帰(セリ科の根)、芍薬(シャクヤクの根)、茯苓(サルノコシカケ科の菌核)、白朮(オケラなどの根茎)、沢瀉(オモダカ科の塊茎)、川きゅう(セリ科の根茎) | 何故か分かりませんが、確かに嗅覚障害のエネルギーを消す効果があることが多いように感じられます |
漢方薬全体を「1つのチームとして働く」とみますので、そこにはリーダー役の生薬やリーダー補佐役、調整役など役割が別れていて、それらで1つの処方のバランスをとります | このような考え方は、西洋医学が臓器や組織に原因を求めていくのとは対照的です |
蒼朮・茯苓・沢瀉の3つに利尿効果があり、さらに蒼朮には発汗作用、茯苓には胃腸の動きをよくする作用も加わって、体内の余分な水分を排出します | 胃腸が荒れやすい人には食後、排便をうながすタイプの漢方には、空腹時の服用を勧める場合もあります |
ですから、漢方薬は生薬の合剤といえるのです | 「補血剤」の効果がある生薬は、当帰芍薬散の成分のうち、当帰・川芎・芍薬ですが、「水毒」に対しては蒼朮・茯苓・沢瀉が、「利水剤」としてはたらきます |